2021/04/08 11:23
こんにちは!キクラスです。
先日Instagramでも投稿した、寄木のテーブル。
※オンラインショップでのお取り扱いはありません。
お問い合わせは、キクラスの公式HPから。
出来上がるまでの行程を少しお話します。
今回使用した樹種は、
チェリー、ウォルナット、メープル、タモ、チーク
の5種類。
テーブルの直径が1100mmであるのを考慮して、
110×110のブロックを、全部で100個くらいつくります。
あらかじめCADで配色を決めます。
これは仮なのですが、CADだと、俯瞰で考えられるので便利です。
とはいえ、実際に並べると、木目だったり、色目だったり
実物はイメージが違ってきますので、バランスをみて配置します。
つまり、並べ方にはルールはありません。
並べ終えたところ↓
(右下にちょこっと写っているのが、CADの絵↑)
配置が決まったら、接着をし、丸く削ります。
削るのはNC加工機。
正確に円を描いてくれます。
テーブルらしくなってきました!
今回は表面が平滑な仕上がりになっていますが、
ノコ目や削り残しがあるような仕上がりも可能です。
次に、クリア塗装をします。
寄木テーブルにはオスモカラーを使用しています。
さらりとした仕上がりで、手触りもよく、木の風合いも損いません。
塗装前と後では印象もがらりと変わります。
色が鮮やかに、つややかになります。
塗装が終われば、脚などを取り付けて完成!
新築のお家へ迎え入れていただきました。
白木(無塗装)の梁が見えるお宅で、
『床は濃い色の塗装で、梁は白木だったのでちぐはぐかなぁと思っていたところ
このテーブルのおかげで調和がとれた』
と言っていただきました^^
ほんとに、前からそこにあったのでは?というくらいに
なじんでいました。
多色使いのようですが、木の落ち着いたトーンで
ごちゃごちゃとした印象はなく、
存在感もありつつ悪目立ちもしない。
ナチュラルなインテリアでもとてもよく合います。
ダイニングの主役級になること間違いなし!
木が好きな人にはオススメのテーブルです。
使っていくうちに、傷なんかができていくのは避けられないけれど
それが思い出や愛着となっていきます。
木と暮らす とはそういうことかなと思います。
Kiclusホームページ